「確認ダイアログを追加すべきだ」「確認のために『削除』と入力させるべきだ」「本当に削除しますか?」をクリックさせるべきだ。それが責任ある行動のように思える。安全策のように思えるのだ。
しかし、心理学的な観点から見ると、確認ダイアログは罠です。不安を軽減するどころか、むしろ増幅させてしまいます。「このプロジェクトを削除してもよろしいですか?この操作は取り消せません」というモーダルウィンドウをユーザーに表示しても、ユーザーを守っているわけではありません。プロジェクトが消えてしまった未来の状態をシミュレーションさせているのです。損失回避の心理に真正面から向き合わせ、取り返しのつかない結果という深淵を直視させているのです。