家康は中国・日本の歴史書を好んで読み、歴史を学んだと記録に残っている。家康もまた彼にとっての歴史上の人物を尊敬した、という。
ここで名前が上がるのは、まず中国の人物として「周の文王・武王・周公旦、前漢の劉邦、唐の太宗、太公望、張良、韓信、魏徴」である。
周の文王・武王・周公旦:悪政を行ったとされる殷の紂王を倒し、周の国を作り上げた文王と、その子たち。
前漢の劉邦:始皇帝が作り上げた帝国・秦が崩壊する中、楚の項羽と争って最後には勝ち、前漢を作り上げた人物。
唐の太宗(李世民):唐の初代皇帝になる父を担ぎ上げて隋を滅ぼして唐を建国し、また対立した兄も倒して自ら2代皇帝になり、長く続いた大唐帝国の基盤を築いた人物。
太公望:殷周革命を成功させた大軍師。歴史上の人物として知られる一方、『封神演義』では仙人にしてヒーローとしても描写された。
張良:劉邦の軍師として有名。中国史における王の補佐役、軍師として代表的な人物のひとりである。
韓信:劉邦に仕えた将軍。若き日に無用な諍いを避けるためにあえて相手の股をくぐった話(韓信の股くぐり)や、不利な状況に自軍を追い込みつつ伏兵で逆転した「背水の陣」など、有名な逸話が多い。
魏徴:唐初期に仕えた重臣。太宗をたびたび諌めたエピソードでよく知られている。
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