秋、メスのハリガネムシは水中でオスから精子を受け取り卵を産む。1~2カ月ほどで体長0.1㎜ほどの幼生がかえり、ほかの餌と混じってカゲロウやユスリカなどの水生昆虫の体内に入る。昆虫の腹に入った幼生は、シスト(一時的な休眠状態)になる。春になり、水生昆虫が羽化して水辺を飛び回り、カマキリに食べられると、シストから目覚め2~3カ月かけて成長し、カマキリの腸管の中で長さ10~40㎝のハリガネムシになる。そして再び秋になり、ハリガネムシに操られたカマキリが水辺にやってきて川に飛び込むと、体内からハリガネムシの成体が出てくる。このようにしてハリガネムシは、数カ月にわたる寄生生活を終え、生まれた川に戻ってくる。

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