ソフトバンクの CEO 兼創業者である孫正義氏は、特に魅力的な肩書き、つまり億万長者という肩書きを持っている。しかし、22 年間にわたり、孫正義氏は、個人純資産が史上最大の 700 億ドル減少するという、特に望ましくない肩書きも持っていた。2000 年にドットコム バブルがはじけたとき、Yahoo! などのハイテク株に多額の投資をしていた孫氏のソフトバンクは 99% 崩壊し、孫氏の資産のほとんどすべてを失った。

それから24年の間に、孫氏はさらに数百億ドルの利益と損失を出した。その主なものは以下の通り。

・ソフトバンクは中国の電子商取引プラットフォーム、アリババに約5,400万ドルを投資し、2023年に同社が投資を終えるまでに720億ドルの利益をもたらした。

・ソフトバンクは2017年にビジョンファンドに1000億ドルを調達し、同ファンドは史上最大のベンチャーファンドとなった。

・ソフトバンクのビジョン・ファンドは、前年の190億ドルの損失に続き、2023年3月期に320億ドルの損失を出した。

・ソフトバンクは、オフィス賃貸会社ウィーワークが投資を倍増、三倍に増やした後、2023年に破産申請したため、ウィーワークだけで140億ドル以上の損失を被った。

・ソフトバンクは2023年に英国の半導体メーカーArmを540億ドルの評価額で上場させた。現在のAIブームもあって、Armの価値は現在約1500億ドルに達しており、ソフトバンクが保有するArm株の90%は同投資グループの総ポートフォリオのほぼ半分を占めている。

孫氏の歩みで皮肉なのは、過去 24 年間に彼の会社が何千億ドルもの利益と損失を出してきたにもかかわらず、孫氏の純資産は依然として 300 億ドルに過ぎず、ピーク時の純資産の半分にも満たないということだ。孫氏は、1999 年に投資業界から撤退していれば、さらに 24 年間投資を続けた後の今よりもずっと裕福になっていただろう。

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