2010年、スティーブン・ハーパー政権の2人の大臣が、米国のデジタルミレニアム著作権法をカナダ法にコピー&ペーストすることを決めた。彼らはサービス、製品、デバイスのリバースエンジニアリングと修正を違法にする提案について意見を求めたところ、猛烈な反対にあった。6138人のカナダ人が反対コメントを寄せたのだ。彼らは、デジタルロックの回避を違法にすると、トラクターや自動車から人工呼吸器やインスリンポンプまであらゆる医療機器の修理に支障をきたすと警告した。

これらのカナダ人は、デジタルロックへの干渉を禁止する法律が、米国のテック大手にデジタル市場を独占させ、アプリやゲームを米国のアプリストアから購入させられ、恣意的な手数料を徴収されることになると警告した。これらの法律はカナダのアーティストに役立つどころか、米国のプラットフォームに我々を縛り付けるだけだと彼らは指摘した。なぜなら、我々のオーディエンスが本、歌、ゲーム、ビデオを購入するたびに、それは米国のアプリにロックされ、二度と解除できなくなるからだ。

そのため、もし我々カナダのクリエイターがカナダのストアに移行しようとしても、オーディエンスはついてこられない。彼らは購入したコンテンツを米国のアプリからカナダのアプリに移行できないからだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You may also enjoy…