悠木:通常の演技より自分の想像以上にオーバーにやらないとアニメの絵には合わないんだな、というのはやればやるほど感じています。

キャラクター同士の立ち位置からくる声の距離感や、絵だけでは拾いきれない動作にはアドリブで音を入れることで、より立体的にしていったりとか。そういう細かな要素が全部合わさって、一つの作品や世界が立ち上がっていくのは感じは、ドラマなどよりもより強いんじゃないかなという感じはしています。

あとは体を使ったお芝居だと、仕草や目線の動きも使ってその人物の感情や空気感を表現できるんですが、私たちはそれを音だけでやらなければいけない。その制限、不自由さが逆に声のお芝居の面白いポイントだとも思います。

ちょっと想像しづらいかもしれないんですけど、声だけでも目線の動きって表現できたりするんですよ。

例えば、はっきりとまっすぐ相手に届けるような声をだせば、それは相手の目を見ながら話ているように聞こえるし、少し奥に引っ込めるような声をだせば、「あ、いま目をそらしたな」というのが、声だけでも十分伝わるんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You may also enjoy…