「うなぎの血液に“イクチオヘモトキシン”という毒が含まれているからです。この毒はうなぎを含むウナギ目の、アナゴやウツボにも含まれています。

 フグ毒とは異なり、即、命を落とすほどの猛毒ではないですが、体内に入った場合、下痢、嘔吐、痙攣などを引き起こす可能性も」

 ではなぜ、うなぎの蒲焼きは食べても身体に異常を来さないのか。

「この毒は、熱に弱い性質があるため、焼いて食べる蒲焼きなどは解毒された状態。そのため、安全に食べることができます。加熱目安は60度で5分。自分で釣った生のうなぎを食べる際には、中心部までしっかり加熱するように」

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