イスラエル社会ではホロコーストにも起因する3つの認知バイアス(認知の偏り)が強まっているそうです。
(1)道徳からの乖離=自分たちは被害者だという意識により、他者を殺害してはならないという道徳的問題から離れていく状態。
(2)権利意識の高まり=自分たちは被害者なのだから何でも許されるという認識。
(3)道徳的な沈黙=周囲にも道徳的なことを言わせない、沈黙させようとする姿勢。この3つです。ナチス・ドイツによるホロコーストで虐殺されていた時、世界はユダヤ人に何もしてくれなかったのだから、今さらイスラエルに説教できる者などいない、として周囲を黙らせようとするのです。西洋諸国の多くが表立ってイスラエルの暴走を止められずにきたのは、こうした歴史的罪悪感が各国に存在しているからだ。
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