綾奈 なぜ愛音と祥子が対比関係に見えるか考えると……私は日陰にいる子を陽のあたる場所に連れ出してくれる女の子が好きなんです。その連れ出す役を、中学時代は祥子、高校時代は愛音にやってもらっているから2人が重なって見えるんでしょうね。
引用ジャングルは同名のTumblrページからインポートしています
最新の知見を知るサイト
-
-
綾奈 最終的なジャッジは監督なので全部とはいきませんが。「It’s MyGO!!!!!」のコンテを見て驚いたことといえば、例えば、そよちゃんに裏があることが第2話でもう判明してしまうところですね。脚本段階では、「序盤は隠そう」って監督の方針だったので。
-
武田 けっこうニュアンスのズレが生まれるんですよね。「ユーフォ」だと当時の部長である晴香に自分のいいところを聞かれた久美子が「優しいところ」と繰り返したせいで、「優しいなんてほかにほめるところがない人に言うセリフでしょ」と言い返されるシーンがあるんですが、私は最初は軽めのトーンで最後にバシッと決めるつもりで書いていたんです。でもアニメではずっとシリアスになっていて(笑)。「私の感覚がズレてるんだな」と反省することはよくあります。
-
綾奈 アニメの脚本でも、ここ数年はそういうものが求められてて。セリフだけでなく、どんな表情や感情で言っているかまでなるべく書いています。受け取る側と齟齬が生じないように。
-
武田 そうですね。今は「花は咲く、修羅の如く」というマンガの原作をやっていて脚本を毎月作っているんですけど、そこで編集さんに「表情を指定してください」と言われて最初は「どういうことだろう?」って感じたんです。細かい表情って本を書いているときには考えたことがなかったのですが、絵にするときは確定させなくちゃいけないんですよね。だからト書きに加えて、セリフのあとに「(怒)」とか「(曖昧な笑み)」とか感情を表す言葉を入れています。小説だとそんな感情の指定の仕方は最悪ですけど(笑)。
-
私が「バンドリ!」第1期でこだわったのは、劇中の彼女たちの間だけで成立するような生々しい会話なんです。それを「すごくいい」と言ってくださった方もいたけど、「わからない」という方もいて。私は後者の感想が目について、「『バンドリ!』はたくさんの人に届けないといけない作品だった」とすごく反省したんです。なので第2期、3期のときは広く届けられるものにしようと自分のエゴを抑えていました。でも「It’s MyGO!!!!!」はそこで得た、人に届けるための作法を使って自分が書きたいものを書いているので、ある種の原点回帰なんです。
-
「重めのドラマをやりたい」と(ブシロードの)根本雄貴プロデューサーに依頼されたので、シリアスをやるつもりではありました。せっかく0から作れるのならと、私が当時プライベートで経験した裏切りや人間不信の時期に覚えた感情を、バンドというフィルターを通して表現しようと思って。それが(高松)燈ちゃんの「一生、バンドしてくれる?」という第1話のセリフにつながるんですけど。
ただ、どこまでシリアスにしていいかは迷いました。そんなときに、柿本広大監督から、もっと振り切る方針が出たので、「本当に大丈夫?」なんて思いながらもどんどん突き進んで。それでも第9話の脚本が形になったときはみんながバラバラになり過ぎて、「これ、本当にバンドになるのかな?」という思いもあって。もちろん先にざっくりとした流れは作ってあるんですけど……。
-
そよが言う「みんな」に、愛音は自分も含まれていると当然のように思っているけど、それまでの流れや不穏な雰囲気もあって、そよにとっての「みんな」は、前に立希ちゃんたちとやっていたバンドの「みんな」だとわかる。しかもそれを愛音本人を前にして言うなんて……。「そよ、怖!」ってなりました(笑)。もう、ホラーですよホラー。
-
一貫したアイデンティティを持つブランドは、より大きな信頼と忠誠心を得ることができるという。
-
カナダと米国の国境線である北緯49度線を越えるとさまざまな違いがある。Zの発音は米国では「ズィー」だが、カナダでは「ゼッド」、気温の単位も米国は華氏だが、カナダは摂氏、医療費も米国では有料だが、カナダでは無料となる。
カナダが英連邦を離脱することを誰がチャールズ英国王に伝えるのかを心配していた。
バンクーバーのあるストリップクラブは看板に「永遠に『neighbours』。決して『Neighbors』ではない」とジョークを書き、カナダ人は米国式のつづりには従わないと強調した。