投稿者: | 2026年8月6日

新しい医療記録アプリケーションのテスト中に、この身体的な反応をはっきりと感じました。看護師たちはそのソフトウェアを使って患者の投薬量を更新していました。インターフェースでは、新しい投薬量を入力して保存ボタンをクリックする必要がありました。元に戻すボタンはありませんでした。システムは正確かつ慎重な操作を前提として設計されていました。しかし、この操作は取り消し不可能なため、看護師たちは数字を入力し、カーソルを保存ボタンに移動させた後、そこで手を止めました。数字を二重チェックし、患者のカルテを確認し、画面をもう一度見ました。実際に呼吸が変わるほどでした。たった一度のクリックに必要な認知負荷は計り知れないほど大きく、ミスをすれば患者の健康が損なわれるからです。

多くの人は、ソフトウェアにおける不安は複雑なインターフェースや分かりにくいナビゲーションが原因だと考えています。しかし、彼らはデジタルストレスの根本原因を誤解しています。不安は複雑さによって引き起こされるのではなく、永続的な結果への恐怖によって引き起こされるのです。取り返しのつかない操作を設計する場合、ユーザーに選択を求めるだけでなく、その選択に伴う心理的な重荷を生涯にわたって背負わせることになるのです。

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