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  • ・認知症の人には、周囲の人の言葉が早送りで、ひと続きのつながった音声のようにきこえているといわれています。そのため、①読点(、)と句点(。)を意識する、②わかりやすい単語で話す、③短い2、3語の言葉で伝える、といったことを意識してください。

    ・有効なのが、ジェスチャー(身振り手振り)です。アルツハイマー型認知症は、進行しても見た物を処理する後頭葉にはほとんど障害が起こらないので、目で見て理解する脳の働きは残っています。

    ・初期の人が、急に着替えができなくなったり、道に迷ったりして、病状が進んだように見えるときは、脳梗塞を疑う必要があります。そうしたケースでは、できるだけ早く脳神経外科を受診して血栓を溶かす薬を投与します。

  • ・認知症は精神障害者保健福祉手帳の交付対象となります。

    ・認知症と初めて診断されてから1年半が経過すると、年金を一定の期間納付していれば、障害年金を申請することができます。

  • ・思考の悪循環に支配され、自分を見失ってしまう。そんなときには、周囲の環境に秩序を与えてコントロール感覚を高めよう。職場や自宅を片づける、リストをつくる、周囲にあるいろいろな物を整理するなどが一般的だ。

  • ・人は自分に求められていることに過去の経験を応用する能力に長けていればいるほど、うまく生きていける。

  • ・プラセボは、物やシンボルに「魔力」を与える人類古来の伝統に連なるものだ。

    ・プラセボの幅広い効果を目の当たりにすると、なぜこれほど奇跡的に効くのかという疑問が湧いてくる。蓋を開けてみれば、その原理は奇跡でも何でもない。鍵を握るのは、人間が目覚めているあいだ、脳が四六時中必要とするもの、つまり予想である。

    ・脳は、私たちがうまく生きていくのを助けようとし続ける予測機械だ。

  • ・何であれ、それを体験することで安堵感が得られる。畏怖の念を誘う光景の中に身を置き、自分を小さく感じるとき――「自我の収縮」と呼ばれる現象だ――抱えている問題も小さく感じられる。

  • ・自然の写真を眺めたり、自然の音を聞くだけでも効果がある

  • ・ヒーローの名前を使っていた子供は、いつもどおり「私」を使って自分の経験について考えていた子供と比べ、長い時間がんばることを発見した(自分の名前を使った第3のグループの子供も、「私」を使ったグループの子供よりもいい結果を残した)。

  • ・ストレスのかかる状況に置かれたときに人が最初にすることの一つは、二つの問いを自分に投げかけることだという。すなわち「この状況で私に求められていることは何か」と「私は求められていることに対処するだけの資源を有しているか」の二つだ。状況を精査し、事態への対処に必要な手段を持っていないという結論になると、私たちはストレスを脅威と評価する。他方、状況を見極めて適切な対応に必要なものを手にしていると判断すれば、ストレスを挑戦と見なす。

  • ・一人称単数代名詞の頻繁な使用は「私語り」という現象であり、ネガティブな感情の信頼できる指標であることが示されていた。

    ・大規模な研究で、「私語り」とネガティブな感情のあいだに強い正の相関関係があることが明らかになった。

    ・フェイスブックの投稿の「私語り」の量を計算すれば、人びとの医療記録に将来鬱状態の診断が現れるかどうかを予測することが示された。つまり、「私は」「私を」「私の」といった一人称単数代名詞を使って自分に話しかけるのは、一種の言語的な埋没かもしれないのだ。