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  • 台湾TSMCは米国に1000億ドル(約15兆円)投資計画を発表した。台湾に対する防御意志の質問が出るたびにあいまいな態度を見せていたトランプは投資約束の後には「中国が台湾を侵攻すれば災難になるだろう」と答えた。無料はないというトランプの取引的外交だ。

  • 初華ちゃんについては……どこまで言っていいんだろう。全然表には出さないけど、一番深く、黒いものがあるかもしれません。睦ちゃんに関してはとくに序盤から内面が描かれていたり、他の子も「こういうバックボーンがあったんだな」というのがなんとなくわかってきたと思うんですが、初華だけ#3~#4時点ではほぼ何も出ていないと思うんですね。『It’s MyGO!!!!!』のころから登場しているのに、なんとなく“祥子ちゃんと過去に出会っていた子”というところまでしか理解できないと思うんですが、それって絶対不自然じゃないですか。他のメンバーは出身地とか性格とかが描かれはじめているのに、初華ちゃんだけ人柄がまだわからないので、それぐらいの深いものがあると思っていただいていいと思います。

  • 『Ave Mujica』にはそういう“上げて落とす”ようなシーンが多いなと思います。#2で、事務所で寝泊まりしてる祥子ちゃんに気付いた初華ちゃんが「家においでよ」と声をかけてあげて、祥子は初華の暖かいお家で寝られるようになったんですが、かと思えば次のシーンでは睦がギターを抱えながら冷たい地下室で一睡もできないまま朝を迎えてしまうシーンに戻ったり……。

  • あの場面でも「とにかく声を低く出してください」と指示を頂いていて。自分が出せる限りの低い声でずっと「私は真面目、私は真面目……」と何テイクか重ねるなかで、OKが出たのがオンエアされたものになっています。何テイクもやらせていただいたことも人生で初めてでしたし、#3ではひとつのエピソードであんなにたくさんの役を演じたこととか、そもそもあまり声を荒げたり感情をさらけだしたりするようなこともなかったから、すごく大変でした。#4のエンディングが終わったあとの、いわゆるCパートの絶叫も2、3回撮り直していて、声の出し方についていろいろ悩んでいました。でも監督が「喉を壊さないように」と気遣ってくださりなるべく短いテイクでやらせていただき、それと現場ではZoomでアフレコに立ち会われている方もいらっしゃったんですが、私の絶叫がノイズキャンセルでマイクで拾われなかったみたいで(笑)、それも思い出になっています。

  • モーティスの演技については監督からは「子供っぽく」というディレクションを頂いていて、モーティスは表に出てきたばかりだから、まだ感情に落ち着きがない感じを出してほしいと言われていました。#4の終盤でムジカが解散する流れになったときに「え? 何でそんな話になるの?」とか「やだやだ!! 絶対やだ!!」とか、大人びて説得するような言い方ではなくて、感情が先走ってしまう感じを強く意識してお芝居しました。あとはやっぱり睦ちゃんとのギャップが脚本と絵の時点でできているんですが、それに負けないくらいのギャップを作ったほうがいいなと思ったので、声色や言い回しでもすごくギャップを意識していました。

  • とにかくものすごく複雑なお話だからこそ、あるエピソードだけの解釈だと今後に繋がらないようなこともあるので、そういうときに監督から「将来的にはこうなっていくんだ」とお話ししていただけると、演技プランも立てられるし、別のお芝居の仕方も考えられるようになるので、大変ありがたかったです。丁寧に接していただけてすごく嬉しかったです。#3から#5あたりのエピソードでは、事前に完成前の台本を頂いていて、テストとして監督の前でお芝居して解釈に間違いがないか確認していました。

  • 明確に睦に複数の人格があるということを知らされたのは、たしか『It’s MyGO!!!!!』が終了して『Ave Mujica』のアフレコが始まるタイミングだったと思うんですが、柿本広大監督が今後の演技のために丁寧にいろいろ教えてくださいました。アフレコが始まる前にわざわざブースを移動して「今後の展開ではこうなります」といったことを教えてくださるから、演技をするうえではとてもありがたいと思っています。

  • 特に『MyGO!!!!!』や『アヴェ・ムジカ』はストーリーが複雑に絡み合っていて、登場人物の感情を注意深く追っていかないと物語を完全に理解できません。また、一見するとわかりにくい監督の選択もたくさんあります。

    海外の視聴者の多くが、キャラクターやストーリーに真剣に取り組んでおり、作品を取り巻く熱狂を目の当たりにしていることに、驚きと深い感動を覚えました。

  • 『It’s MyGO!!!!!』と『アヴェ・ムジカ』では、特に光と影の表現にチャレンジしました。私たちが制作するセルシェーディングアニメーションは、立体物をより平面的に変形させるのですが、CGIでライティングを施すと、モデルの歪みが露呈してしまうことがあります。実際、影の表現は私たちにとって永遠の課題でした。

  • 構成的には、第1期となった『 It’s MyGO!!!!!』が積み上げ役だとすると、第2期となる『アヴェ・ムジカ』は、第1期の答えを出しつつ、物語を進めていくという二重の役割を担っています。当然、全体的な情報密度は高まります。また、『アヴェ・ムジカ』には、登場人物が真意を隠しているミステリーやサスペンス、バンドの音楽性や世界観から漂うホラー調といった独自の要素があり、2つの物語の対比がより顕著になりました。これらの要素が、『アヴェ・ムジカ』と『MyGO!!!!!』の対比を一層際立たせています。