・多くの人にとって、厳しくつらい真実よりも、自己欺瞞──自己認識と対極のもの――を選ぶ方が楽だ。
引用ジャングルは同名のTumblrページからインポートしています
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・自己認識は21世紀のメタスキルだ。現在の世界における成功にとって極めて重要な各種の力 ――心の知能指数、共感力、影響力、コミュニケーション力、協調力など――は、すべて自己認識がもとになっている。
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・世の中に出てみてわかっただろ。たいていのやつは、どんな学校を卒業していようが間抜けで、現実の世界よりも自分が信じたい甘ったるい幻を信じている。
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・ブラームスは奥手で女性と深いつきあいをするのが苦手だった。なにより弾けるように明るい恋や愛の曲が、ブラームスにはないのだ。結局、音楽はすべてを語る。かわいそうなブラームス。
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・秘かにお客を差別する。それがサービス業の醍醐味なんだよ。
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・句を耳で聞く方式の句会では、意外性のある言葉を最後に置く方がオーディエンスの驚きが大きい、つまりリアクションがいいってことになる。必然的に、オチが最後にくる句が好んで書かれるようになったんだって。
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・「祭」という季語には「人が多い」とか「花火を見る」という情報があらかじめ入ってる。だから祭を詠む時に「人混み」とか「花火」について書く必要はない。この「あらかじめ入ってる」っていう感覚が季語の肝なんじゃないかな。
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・自分の作品のことは自分が一番よくわかってるって思いがちだけど、本当は全然そんなことないんだよね。他の人に読んでもらってはじめてわかることがたくさんあるから、そのためにも本のかたちにしておくことが大事だと思うんだ。
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・映画の冒頭に「われは傷口にして刃、いけにえにして刑吏」っていうボードレールの『悪の華』の一節が掲げられているのをみて、正反対の言葉を強引に結びつけてしまう「にして」の魅力に憑りつかれたんだ。
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・幽霊はイマジネーションの産物だと昔からいわれているが、そうではない。イマジネーションの欠如の産物だとライルはいう。
・イマジネーションが足りないと幽霊をつくってしまう。幽霊というのは、ある種のイリュージョン、思い込みがそれにあたるかもしれません。