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  • 悠木:そう、最近だと猫猫が一番それを意識しているキャラクターだと思いますね。

    「ここだけは聞いておいてほしい」「このセリフだけ抑えておいてもらえれば今日のエピソードは、追える」というセリフを、私自身がちゃんと抑えておいて収録するんです。

    でも、そうすると不思議なことにちゃんと普通の速度で観たときも、リズムよく聴き心地のいい日本語になっていくんです。ちゃんと観てくれる人も、“ながら観”をする人も楽しめる作品になる。

    かつ、『薬屋のひとりごと』はセリフが流れるような綺麗な日本語なので、その美しさの部分も楽しんでもらいたいなと思いながらアフレコに臨んでいます。

  • 悠木:最近だと、「どんな環境で、どんな方が観ても作品の良さをしっかり伝えたいな」と思っているんです。そのためには、本当にすごく基本的なことですが、まずは「ちゃんと内容が聞き取れるように話すこと」を意識しています。

    例えば、最近、長回しのセリフがあるキャラクターが多くなってきていると感じるんですが、一方で2倍速で観られる方が増えているとよく話題になっています。倍速で観ることに否定的な意見もありますが、これだけエンタメコンテンツが多い世の中ですからね。時代的な側面もありますし、倍速で観ておもしろかったら「ちゃんと観よう」って思ってもらえることもあるかもれないです。

    それなら少なくとも倍速で観ても面白いと思ってもらえるように、私たちは作品をつくるべきだと思うんです。

    なので観る方の環境や、持っている知識や情報に関わらず、「伝わるように話す」ってすごく大事なんだと思って、収録のときには心がけるようにしています。

  • 作品によっては「原作を見ないほうがいい」というパターンもあります。

    それは、のちのちの展開を知らないことで作中のキャラクターと同じような新鮮な感情でいられるからだったり、アニメと原作で展開が違うからだったり、いろいろな理由があります。

  • 悠木:例えば、キャラクターの設定やデザインを“ハード”だとすれば、その人物が話すセリフは“ソフト”。ハードの領域で大事なのは背景や人物を理論的に考えて捉えておくことなんですが、逆にソフトの領域で考えることは、場面ごとの感情やらキャラクターが抱える信念といった部分で、もっと感覚的に捉えるべきなんです。

    その“ハード”と“ソフト”がうまくつながらないと、キャラクターにリアリティがなくなって感情移入がしづらくなる。逆に、私たち声優がハードとソフトをしっかり抑えてお芝居ができれば、その二つを繋ぐ「接着剤」として働くのではないかと思っています。

  • 『まどか☆マギカ』って全編を通して、「そうせざるを得なかった」「最善だったはず」という選択をしているのに、それによって事態が好転するわけじゃないことが、永久に起こってるんですよね。

    悪意のあるような人がだれもいないけど、みんなが不幸になっていく。あえて挙げるとすればキュゥべえだけど、でもあれは機構のようなものだから、そこに怒りをぶつけてもしょうがない……

    というような感じで、話出すとキリがないのですが、『まどか☆マギカ』の物語の面白さ、深さ、残酷さといった要素を象徴するような回が、第10話だと思います。またね、最後に『コネクト』が流れる瞬間の、あの“答え合わせ感”がたまらないんですよね。

  • 悠木:まどかが決断できないこと、あるいは決断したことで周りの女の子たちがどんどん悲惨な目に合ってしまう。でもまどかって、普通のどこにでもいるような女の子であって、けっして勇者とかヒーローじゃないんですよ。誰もまどかには頼らないし、まどかも誰かに頼れない。

    その寄るべのない境遇が、当時の私の状態に近かったんじゃないかと思うんですよね。

    そんな状況を観て、当時の私は少しまどかに苛立ってもいました。でもそれって、同族嫌悪みたいなもので、きっと自分の姿を客観的に見せられたのに近いから、自分のことのように怒れたんだと思います。そのくらい、彼女と私の距離が近かった。

    いまは俯瞰的に観られるようになったので、「14歳の女の子に背負わすことじゃないだろ」という気持ちのほうが大きくて、まどかのやさしさ、柔らかさみたいな良い部分のことがちゃんとわかる気がしています。

  • 「異世界から来た魔法少女に自宅を乗っ取られた件」

  • Googleは、米国在住のユーザーがAIを使って地元の企業に電話をかけられるようになると発表した。この機能は現在Google検索で利用可能で、電話で話さなくてもAIを使って価格や在庫状況の情報を得ることができる。

    Googleは1月にこの機能のテストを開始しましたが、現在もペットトリマー、ドライクリーニング店、自動車販売店など、特定の業種でのみ利用可能です。ペットトリマーなどのこれらのサービスを検索すると、Googleはビジネスリストの下に「AIに料金を確認させましょう」という新しいプロンプトを表示します。

    Googleは、リクエストに関する詳細情報、例えば飼っているペットの種類、品種、必要なサービスの種類などを尋ねます。また、サービスが必要な時期や、メールやテキストメッセージなど、最新情報の受け取り方法も尋ねます。この機能は、調査によると電話をかけるのが苦手な若いユーザーの間で人気が出る可能性があります。

  • 私たちに疲労感を覚えさせる、通常は脳内の受容体と結びつく化学物質、アデノシン(訳注:DNAやRNAの塩基として、遺伝情報のコードに用いられるなど、生体内で重要な役割を担う)と似たような構造をカフェインは持っている。だけど私たちがコーヒーや紅茶などを飲むと、カフェインは、アデノシンの代わりに受容体と結びつき、アデノシンをブロックし、私たちを安まらなくさせるのだ。

    コーヒーを飲めば飲むほど、脳内でより多くのカフェインによる受容体がつくり出され、結果、カフェインが多ければ多いほど、あなたはより安まらなくなる。

    カフェインを断つと気分が悪くなるのは、カフェインがもはやブロックできないほど受容体を増大させ、通常よりもずっと多くのアデノシンが脳に流れ込むからだ。これは私たちをとても疲弊させるだけでなく、血管を広げさせ、これが頭痛のトリガーとなる。

    朗報は、もしもコーヒー断ちを続ける、または1日に1、2杯の適切な量を守り続ければ、受容体の数は通常のレベルにまで下がり、辛い気分から解放されるということ。

  • グーグルクラウドのCTOは、この流れに乗るために、好奇心に従って、AIツールを使って「バイブコード」を生成する必要があるという。プロンプトエンジニアリングは重要だが、コンテクストエンジニアリングのスキルが必要で、より大きなシステムの機能を理解する必要があるという。